年輪堂

年輪堂のこと
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里山と茶と暮らし

年輪堂がある鹿児島県霧島市牧園町は茶の産地として古くから歴史があり、
かつては日本一と称された「大茶樹 (だいちゃじゅ)」がありました。

江戸時代初頭から植樹され樹齢300余年、
高さ約4.5メートルのそれは大きなお茶の木だったそうです。
その大茶樹から採れた煎茶は“不老長寿のお茶”として珍重され、
戦前まで一番茶は霧島神宮と鹿児島神宮に奉納されていたと言われます。

昭和12年には国の天然記念物の指定を受け、
地域の方々の誇りだった大茶樹でしたが、
残念ながら昭和20年頃枯れてしまいました。
現在は、この大茶樹があった頃に挿し木をして成長した樹が
「大茶樹」と呼ばれ、地域の公園(大茶樹公園)内に保存されています。


2代目となりますが、それでも樹齢約140年。
歴史を刻むシンボルとして受け継がれて大切にされています。

この公園内に2020年6月、まちおこしの一貫で新たな地域の憩いと、
国内外からの方々に里山の魅力を楽しんでもらえる
日本茶カフェ「年輪堂」を開店いたしました。

先人たちが時を刻み続けてくれた大茶樹の年輪のように、
この里山の歴史や文化も年輪を重ね、豊かな暮らしを
次世代へとつなげていきたいという想いをこめ「年輪堂」と名付けました。

年輪堂は鹿児島空港から約15kmとアクセスも良く、
周辺には和気神社や犬飼滝、熊襲穴などのパワースポットが多くあります。
また、妙見安楽温泉郷など4つの温泉郷も近く
観光や温泉と一緒にお立ち寄りいただくのもおすすめです。

霧島連山が一望できる絶景スポットでゆっくりと流れる長閑な時間を
有機栽培で育てられたお茶や和洋菓子と共に是非ご堪能ください。

お知らせ

営業時間 10:00〜17:00
定休日 毎週水曜・木曜
座席 店内16席・屋上テラス8席
駐車場 12台(公園P利用)
電話
住所 〒899-6505
鹿児島県霧島市牧園町持松690-5 大茶樹公園内

日々霧島

–kirishima days–

鹿児島県霧島市に移住した家族が、
ヨソモノ目線で中山間地域の暮らしや魅力をご紹介。